親知らずWISDOM TOOTH
親知らずとは
親知らず(第三大臼歯とも呼ばれる)は、一番最後に生える歯です。
通常、各顎に2本ずつ、合計4本の親知らずを持っています。
多くの場合、17歳から25歳の間に生え始めます。
しかし、現代人の顎は小さく、十分なスペースがないため、親知らずが正常に生えるスペースが確保できないことがよくあります。
そのため、問題が生じることがあるのです。
抜くべき親知らずと抜く必要のない親知らず
親知らずは、必ず抜かなくてはならないわけではありません。
まわりの歯に問題を及ぼさない親知らずであれば、抜く必要はありません。
ご自身では「抜くべきか」「抜かなくても良いか」の判断が難しいため、歯科医に相談する必要があります。
抜くべき親知らず
▶不正咬合
親知らずが斜めや横向きに生え、他の歯を圧迫する場合、歯並びの乱れや噛み合わせの問題を生じさせる恐れがあるため、抜歯が必要です。
抜く必要のない親知らず
▶正常に位置している親知らず
正しく位置しており、隣接する歯や歯茎に何ら問題を引き起こしていない場合は、特に抜く必要はありません。
▶適切にケアされた親知らず
親知らずが正常にケアされており、親知らずが他の歯のケアの邪魔をしない場合は、抜歯する必要がありません。
▶問題が発生していない親知らず
痛み、腫れ、感染などの問題が発生していない場合、急いで抜歯する必要はありません。
また、親知らずに、むし歯や歯周病の兆候が見られない場合も抜歯は不要です。
痛みの少ない
親知らずの抜歯
手術時間と親知らず抜歯時の痛みは、正比例していると言われています。
つまり、手術時間を短くできれば、痛みも少なくできるということです。
当院では、痛みの少ない親知らずの抜歯のために、以下の取り組みを行っております。
▶先進的な技術と機器の導入
当院では、先進的な技術と機器を導入しております。
これにより、手術の正確性が向上し、必要最小限の時間で手術を完了することが可能となっています。
手術時間の短縮は、患者さんの痛みや不快感の減少に繋がります。
▶経験豊富なスタッフ
当院の院長は、親知らずの抜歯に関する豊富な経験を持っています。
手際の良い手術は、患者さんの痛みを最小限に抑えるだけでなく、手術後の回復期間も短縮します。
▶丁寧なカウンセリング
患者さんお一人お一人の状況を確認し、最適な手術方法をご提案します。
手術の流れ、期間、予想される痛みなど、詳細にわたって、わかりやすくご説明いたします。
当院では、患者さんの不安な気持ちを払拭してから、親知らずの抜歯を行っております。
▶アフターケア
手術後の痛みや腫れを最小限に抑えるためのアフターケア指導も行っています。
適切なケアによって、回復を早めることができます。
親知らず抜歯後の過ごし方
親知らずの抜歯後は、以下の点にご注意ください。
回復を助け、合併症のリスクを最小限に抑えることができます。
▶冷却パックの使用
手術直後、手術部位に腫れが出ることが一般的です。
この腫れを軽減するために、冷却パックを使用して部位を冷やすことが推奨されます。
▶適切な口内ケア
手術当日(術後) は、口をゆすいだりしないようにしてください。
翌日からは、優しくお口をゆすいで、口内を清潔に保ちましょう。
抜歯後2~3日は患部周辺に歯ブラシを当てないように注意しましょう。
▶食事
手術当日(術後) は、冷たくて柔らかい食事(例:アイスクリーム、ヨーグルト、プリンなど)を摂取しましょう。
数日間は固い食物や熱い食事を避け、柔らかいものを中心に摂取してください。
▶休養
手術当日(術後) は、安静に過ごすことが重要です。
激しい運動や重いものを持ち上げるなどの活動は、腫れや出血の原因となるため避けましょう。
▶痛みの管理
痛みがある場合は、医師から処方された痛み止めを服用してください。
▶禁煙
喫煙は、術後の回復を遅らせる要因になるので、術後しばらくの間は禁煙を心がけてください。
▶アルコールの摂取制限
アルコールは血の凝固を妨げる可能性があるため、数日間は控えてください。
▶異常の発見
通常より強い痛み、持続する出血、腫れが引かないなどの異常を感じたら、速やかに当院までご連絡ください。
上記の注意点を守って、親知らず抜歯後も快適にお過ごしください。
疑問点や不安なことがございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。
当院では、患者さんの安心と安全を最優先に考えた親知らずの抜歯を行っています。
親知らずに関するご質問やご相談は、当院までお気軽にご連絡ください。